THINGMEDIA株式会社(シングメディア)のタナカです。
今回THINGMEDIA株式会社で、株式会社Voicy(ボイシー)様が提供するボイスメディア「Voicy」の第二弾企業CMを制作させていただきました。
第二弾となる今回は3名のパーソナリティにフォーカスを当て、
の計4パターンのCMを制作しました。
「勝手にCMギブ」とは、シングメディアのタナカとサトウが「イケてる」「スキ」と思ったベンチャー企業のCMを勝手に制作する企画です。
2019年も“1回限定”で実施しようと考えています。
そこのベンチャー企業、震えて待て!
※THINGMEDIAの映像制作は「CMを作ったら終わり」ではなく、映像制作の過程・制作物・撮影素材を活かし、それに付随するコンテンツを作りまくります。
今作品のプロデューサーを務めた佐藤に、制作秘話を伺いました。
Voicyときて、cotreeときて・・・またVoicy!
ボイシーーーーーー!
ってことで、ほんと素敵なサービスなんですよね、Voicy。
そして、そこに関わるみんなも素敵。僕たちは素敵なモノが大好物なんです。
第一弾作ったときにユーザー側をCMで描いて、メイキングという名のドキュメンタリー超大作『This is Voicy』では緒方さん含めVoicyの社員の方とファンの方を描いたから、「こりゃ次はパーソナリティ側を描かないとダメだな・・・」って思っちゃいまして、そしたらVoicy2周年記念として『ファンフェスタ』ってイベント開催するって言うじゃないですか、しかもパーソナリティの方々を呼ぶって言うもんだから、こりゃやるしかねえと。
ってことでVoicyのみなさんに「作る!」って宣言だけしておきましたw
で、言ってみたものの、スケジュールもっすごい少ないし、内容は見えてたけど、実際どうしよ・・・って思って悩んでたし、cotreeのCM制作に集中してたし・・・w
というところで、極限まで悩みまして、ケツに火がついてるのに「いや、まだ熱くない!」って意味のわからないこと言ったりしてました。
話は逸れましたが、僕、Voicyのパーソナリティの方をアスリートだなって思ってまして、誰になんて言われてるわけでもなく、ただただ自分の声に乗せて想いを届けるべく、日々自分の部屋とかで一人になって、自分の声をVoicyに吹き込んで配信してるわけですよ、なんか、ものすごいストイックだなと。
で、イメージとしては「・・・これは、アスリートに近いな、そういったストイックさをアスリートとして捉えて描いたら、素敵だな」と。
ってことで、ちょうど飲みの席でBABEL LABEL社長のやまきゅーと話してたら「そこ描かせたら最高な人がいますよ」ってことで橋本さんの名前が出てきまして、これは出会いだなと思い橋本さんに声をかけました。
いやー、思い描いてたアスリート感、ストイック感、出せたと思ってます。
橋でぽつんとするあやにーは最高だったし、
チャリンコで疾走しながら元カノと住んでた家を紹介する霜田さんは最高だったし、
電話ボックスで悩ましい表情するたがえみは最高だったし、
とにかく、橋本さんとやり遂げることができて、最高でした。
僕らはまだまだ映像ベンチャーとして駆け出し中の駆け出しで、僕らなりの「価値」を生むことに全力疾走中ではありますが、こうやってVoicyと再び関われることってあらためてすごいことだなーと。
やっぱりそこには「映像のチカラ」があると思っていて、「映像のチカラ」で関係を広げたり、深めたり、仲が良くなったりするのが、楽しくてたまらない感じだなーと。
シングメディアが創り上げる映像って、自分で作ってて言うのもあれなんですが、良いものを仕上げるためにめちゃくちゃ考え抜くし、時間かけて作ったのにあーだこーだ言って壊して、また作っては壊しての繰り返ししまくってて、でもそこにうちらの想いを込めまくってるし、ものっすごい労力がかかります。
素敵な映像しか作らないって決めてるのでw
テンプレ化できないとか、再現性が無いとか、手離れが悪いとか、いわゆるビジネスというものからは、大分遠いことしてるなーって思うところもあるんですが、「だからどうした」と、毎日自分に言い聞かせてますw
だって、素敵な人たちをより素敵に、より魅力的に、描きたいじゃないですか。
そして、そんな素敵な人たちが頑張ってる様子とか、成長していく様子って最高じゃないですか。
だからこそ僕たちは、そんな素敵な人たちを素敵に描くことができるプロフェッショナルの極みにならなきゃいけないし、そこで僕たちにしかできない価値を創っていかなきゃって思ってます。
というところで、まだまだがむしゃらにチャレンジしていきます!
ディレクター・カメラ・編集を務めた橋本侑次郎氏に、制作秘話を伺いました。
まずはこの映像のタイトルを決めたいと思いました。そこから全体のトーンや方向性を定めていこうと。
Voicyならではの特徴である「声」のコンテンツという所にテーマを据えて、『This is MY VOICE』というタイトルにしました。
「Voice」という言葉の中に「代弁者」という意味も含まれているらしく、Voicyというコンテンツを端的に表現できる言葉だなと思いました。
また今回はリスナーではなくパーソナリティが被写体ということで、トップカットにくる画やマスターショットになりうる画は、なるべく顔を映したくないなと思いました。
主役はパーソナリティの「声」なのかなと。
リスナーにはその「声」から伝わるものを感じてもらいたいなと思いました。
その声、言葉が一番伝わりやすい方法を考えるのが今回一番の任務でした。それはテロップのフォントやタイミング含む、編集段階まで及びます。
あとはパーソナリティがVoicyによって、どう変わったか、どう成長したのか、という所を映像の軸にしたいなと思っていました。
今回の第二弾Voicy CM制作のきっかけは、第一弾CMにも参加していただいたあやにーさんとの会話。
江ノ島での撮影を終えて都内に帰る車中で、3時間近くあやにーさんインタビューをさせてもらいました。
Voicyの配信は聞いていたものの、あやにーさんとは初対面。
直接お会いして「配信を継続する上でどんなことが大変なのか」「どんな想いで配信しているのか」などのパーソナリティの内側の思いを聞くうちに、以前に増して番組に興味が湧きました。
そこで「パーソナリティの想いや苦悩を描くことでユーザーの関心が高まるかも」というのが、今回の第二弾CMのきっかけになりました。
またVoicyは、良質な番組を提供するパーソナリティがいてこそ成り立つサービスです。
(現状すでに毎日多数の応募があるようですが)「Voicyのパーソナリティになりたい」「Voicyのパーソナリティになれたらイケてる」というブランドを構築できれば、今後の更なる発展に寄与するのではないか、というのももう一つの目的です。
果たして第三弾CMはあるの!? ないの!? 僕たちにもわかりませんが、これからもVoicyのイチユーザー、イチファンとして、更なる成長を楽しみに応援しています!