おはこんばんにちは。THINGMEDIA株式会社(シングメディア)のタナカです。
今回THINGMEDIA株式会社で、株式会社Voicy(ボイシー)様が提供するボイスメディア「Voicy」の企業CMを制作させていただきました。
コトの始まりは、Voicyユーザーさんの1つのツイート。
ブログやTwitterを追う通勤からVoicy通勤に変えたら車窓を見るようになった。富士山初めて見えた。
とある飲み会でVoicy代表の緒方さんにお会いした際、このツイートの話を聞きました。
聞いてすぐにサトウは「映像が見えた」と言いました。
元々Voicyが好きで、周囲に「支援家KさんのVoicyは絶対聞いたほうがいいぞ」と熱心に布教活動に勤しんでいたり、「このベンチャー半端ないって」で勝手にしゃべったりしていた僕たちは、「よし、VoicyのCM作ろう、勝手に」と鼻息荒く決めました。
タレントは起用せず、Voicyで働く社員のみなさま、リアルなVoicyユーザーのみなさまに出演していただきました。
リアルにVoicyの周りに集うみんなで作り上げていく感じがなんか個人的に今っぽいし、そこには嘘がないし、結果この形にしてすごくよかったなと思っています。
「勝手にCMギブ」とは、タナカとサトウが「イケてる」「スキ」と思ったベンチャー企業のCMを勝手に制作する企画です。
1回キリで終わるかもしれないし、「絡みて〜」と思ったらまたやるかもしれません。
イケてるな〜と思ったベンチャー企業があったら、勝手にお声がけし勝手に提案しに伺います。
そこのベンチャー企業、震えて待て!
※THINGMEDIAの映像制作は「CMを作ったら終わり」ではなく、映像制作の過程・制作物・撮影素材を活かし、それに付随するコンテンツを作りまくります。
今作品のプロデューサーを務めた佐藤に、制作秘話を伺いました。
本当にやってよかったなあと。
よかったとこでもあり、こだわったとこでもあるんですけど、「リアルを大事にしたこと」がよかった。
VoicyのはじめてのCMを、Voicyというサービスが大好きで、日常的に使ってる人たちで作り上げる。
クライアントも、制作スタッフも、出演者も、全員Voicyのことを想ってるから、全員で協力して良いものにしようと、がんばる。
それが一番リアルで、一番ウソじゃないし、一番最強なんじゃないかと。
そうやって関わったみんなの想いや気持ちが、映像に出てるなーと(笑)。
映像だけじゃなくて、映像の作り方から、リアルを大事にしたことが本当に良かったなと。
少し前に、時間がめちゃくちゃ無かったり、素人の方に出演してもらったりって企画で一緒にやらせてもらって、ディレクターとカメラマンを両方やってて、めちゃくちゃ良い人の表情や綺麗な画を撮ってて、この人はすげえなと思ったので今回は、「原さんしかいないな」と。
最初は演者一人でワンカット、ツーカットでいこうと思ってた。寄りで電車の中でガタンゴトン、視線を上げる、綺麗な景色、Voicy。って言うシンプルな15秒CMみたいなのが見えまして。
自主制作だし、それくらいなら実現できそうだなあという計算もしつつ。
でも実際に元道と話しながらこの思いつきをVコンにしてみたら、良いんだけど、物足りなくて、なんかこれ作っても楽しくないなあと思い(笑)。
ああ、そうだ、人をいっぱい出して、みんながVoicy使ってるリアルな様子を描くのが良いなと。
そしたら大変にはなるけど、このプロジェクトにいろんな人が参加できるし、参加してくれた人を出演者にもできるし、参加した人に拡散してもらえるかもしれないし、これは1石1000鳥だと思って(笑)。
自主制作なのに、自分でハードルを上げてみました(ドヤ顔)。
今回本当に良かったって思うのは、純粋に映像として自分としても良いなあと思えるものができたってのもあるんですけど、一番は「映像の力で自分たちで仕掛けて、みんなをしっかり巻き込めた」ってのが最高でした。
今までは、「あのクライアントかっこいいなあ、仕事やりたいなー、こないかなー」ってことで、基本的には声がかかるのを待っていた。待ちの姿勢で仕事するのに慣れてるところがありまして。
YouTubeにVoicyのこと語ってる映像アップしたり、ツイート見て飲み会に参加したり、作らせてくださいって直談判したり、そこで言うだけで終わりじゃなくてVoicy内のオンラインサロンに入ったり、企画考えて映像つないでみんながいる場所で見てもらって、みんなでCM作りましょうって宣言したり、で、CM撮影に加えてメイキングカメラ2台回して、参加した全員にインタビューしてCMとメイキングを両方一緒に作ったり、参加した方を集めて上映会イベントをVoicyの方と一緒に開いたり、結果、今回のプロジェクトに関わった人たち全員が、映像見て、「参加できて良かった」って言ってくれた。
自分たちで仕掛けることができて、しかも仕掛けるだけじゃなくちゃんと巻き込んでいけたこと、さらに巻き込んだ人たち全員に良かったって言ってもらえたこと。それを「映像の力」でやれたことが、嬉しかったです。
この映像の力は可能性しかないので、もっともっと映像の力を使っていろいろ突撃していきたいなと思ってます。
僕たちは、映像を作るだけでは終われないんです。ベンチャーですから。
このプロジェクトに関わった全ての方々に感謝です。
ディレクター・カメラを務めた原廣利氏に、制作秘話を伺いました。
今回は撮影自体がゲリラ的な部分が多かったから、その瞬間瞬間で一番いいもの切り取って撮ろうっていうのは意識してました。
一応プロフィール写真は見てるけど、事前に誰が来るかわからないっていうね(笑)。でも逆に、それはそれで面白かったというか。
あと出演者のみんなが楽しんでやってくれたのが本当によかった。
今回はプロの演者さんではないってことは分かりつつ、つい細かい演出だったり要求をしちゃったり、ちょっと言い過ぎちゃったかなと思った部分もあったけど、それでも嫌な顔せず対応してくれたのがすごく嬉しかったですね。
僕は一樹さんの誘いは断れないので(笑)。
一樹さんの作った企画もよくて、Vコンも見てすごくいいなって思って。でもこれよりはいいものを撮れるなっていう感覚はありましたね。
撮影の3日間ずっと天気が良くて晴れのシーンが多かったので、どこかで夕日や陽を感じるシーンを入れて、気軽に日常的に聞いているっていうのは表現したかった。
この日もめちゃめちゃ晴れてたんだけど、急に夕日のときだけ雲っちゃって。ただここで場所を変えて他に移動するよりも、2時間くらい待てばいい夕日が来るんじゃないかなと思って、それがピッタリはまりましたね。
夕日を見ることって心を動かされることが多いなと思ってて、個人的にも好きだし、それは1つシーンとして入れたいなと思っていました。
プランナー・プロダクションマネージャーを務めた元道啓介氏に、制作秘話を伺いました。
御機会あり企画からJOINさせていただきましたが、企画の根っこは見えてはいつつ、どういうことを描きどこをターゲットにどこまでを伝えようとするのか・・・を毎晩佐藤Pとテレカンで擦り合わせ、悩んでおりました。
それはいくつかの映像検証を経て少しずつ形が見えてきました。
撮影現場では候補地を探りつつ撮影しつつでバタバタしていましたが、実際みなさんがどうVoicyを聴いているか? を確認しつつ、あくまで自然な感じが出れば良いなと意識していました。
実際には監督がきっちり演出しつつうまく切り取られていましたので、撮影された映像を見て、これはいい感じになるなーと実感していました。
毎日Voicyの #つれづれあやにー 聞いて、元気出てます。
今回、あやにーさんが出演してもらえるって聞いて、すごくテンションが上がり、自分福岡でプロデューサーやってるんですが、スケジュールこじ開けて、参戦いたしました。
リアルなあやにーさんの声を聞けて、ほんと嬉しかったです。
これだけは言わせてください、あやにーさん、暑い中、参加いただきありがとうございました!
撮り過ぎて本編よりも編集が大変だった疑惑が濃厚にあるVoicy CMのメイキングムービーです。
タイトルは「This is Voicy」。
Voicyの素顔、魅力に迫る内容になっています。72時間の舞台裏をご覧ください。
メイキング編集を務めた徳永圭祐氏に、制作秘話を伺いました。
とにかく素材が盛りだくさん。全部で17時間分くらいありました(笑)。
その素材の中からどこをピックアップするか、一人一人の思いが伝わるように、ちょっとした笑いが生まれるようにバランスに気をつけました。
Voicy本社で、参加者全員で集まっての試写会を開催していただきました。
元々私たち自身がイチユーザー、イチファンであったVoicyに、映像制作という形で関わることができたことを嬉しく思います。
撮影にはVoicy社員・Voicyユーザーさんに参加していただきましたが、みなさんが本当に協力的に携わってくださり、おかげさまで私たち自身も楽しく撮影することができました。
めちゃめちゃ暑い中ありがとうございました!
Voicyの社員のみなさんは、皆が自主的に行動しており、また皆が共通の目的意識、実現したい世界観、目標を持っているのがとても印象的で、「これは間違いなくすごいサービスに成長していくな」と感じました。
「良いサービスには良いユーザーが集まる」
「素晴らしい志の元には素晴らしいメンバーが集まる」
そんな一端を見た気がします。
一方で僕たちにとっても、起業当時に考えていた、行っていた事業をすべてやめて、すべて捨てて、映像・動画の方向に完全にピボットしようと決めてから、今回のVoicy CMが一番最初の大きなプロジェクトです。
今回の撮影を通じて、僕たちの提供したい価値、僕たちだからこそ出せる価値のヒントが少し掴めた気がしています。
今、僕たちはたった二人の会社です。たった二人の小さな会社です。
これからベンチャーとして戦っていく中で、死にかけること、資金がショートしかけることもあると思います。
でも僕たちは、そんなものはすべて乗り越えて、必ずでかくなります。
ただの映像制作会社で終わるつもりは毛頭ありません。
ただ売上が大きくなればそれでいいとも思っていません。
ただのお金儲けには興味ありません。
だって僕たちベンチャーですから。
「俺・私あの会社の最初の映像に出たんだよ」って自慢できるような会社にしていきますので、ご期待ください。(こっそりと)
最初、どこの馬の骨かもわからなかった僕たちに映像制作のチャンスをくれたVoicy代表の緒方さん、多大なご協力をいただいたVoicyのみなさま、参加してくれたみなさま、本当にありがとうございました。心から感謝しています。激烈に。
これからもVoicyのイチユーザー、イチファンとして、更なる成長を楽しみに応援しています!